中国旅行を計画するなら、まずどの都市を選ぶ?
中国は国土が日本の約26倍という広大な国です。「中国に行く」と一言で言っても、都市によって全く異なる文化・食・景色が楽しめます。今回は日本人に特に人気の高い4都市の魅力を徹底解説します。
①北京(ペキン)
中国の首都として約3,000年の歴史を持つ北京は、故宮(紫禁城)・万里の長城・天壇公園など世界遺産・文化遺産の宝庫です。政治・文化の中心地であり、王朝時代の壮大な建造物と現代的な摩天楼が共存する街です。北京ダックは絶対に食べたい名物料理。胡同(フートン)と呼ばれる路地裏散策も人気です。
②上海(シャンハイ)
「東洋のパリ」と称される上海は、中国最大の国際都市です。外灘(バンド)の夜景は世界でも指折りの絶景。西洋建築が立ち並ぶ旧フランス租界エリアと豫園の伝統的な中国庭園の対比が魅力的です。グルメ・ショッピング・ナイトライフも充実しており、中国初心者にも訪れやすい都市です。
③成都(チョントゥ)
四川省の省都・成都は近年急上昇中の旅行先です。パンダの飼育数世界一を誇る成都ジャイアントパンダ繁育研究基地は必訪スポット。また、世界的に有名な四川料理(火鍋・麻婆豆腐)の本場でもあります。ゆったりとした生活文化で知られ「最も住みやすい中国の都市」とも言われる成都は、リラックスした旅がしたい人に最適です。
④西安(シーアン)
「13朝の古都」として知られる西安は、秦の始皇帝陵兵馬俑をはじめとする圧倒的な歴史遺産の宝庫です。シルクロードの起点でもあった西安は、中東や中央アジアの文化との融合が見られる独特の食文化も魅力。イスラム商業区(回民街)の食べ歩きグルメは必体験です。
各都市の基本情報比較
| 都市 | 特徴 | おすすめシーズン |
|---|---|---|
| 北京 | 歴史・政治の中心 | 春(4〜5月)・秋(9〜10月) |
| 上海 | 国際都市・グルメ | 春・秋 |
| 成都 | パンダ・四川料理 | 春・秋 |
| 西安 | 古代遺跡・歴史 | 春・秋 |
まとめ
初めての中国旅行なら上海・北京の2都市が定番ですが、リピーターなら成都・西安へ足を伸ばすのがおすすめです。どの都市も日本からの直航便があり、アクセスも良好です。2026年は日中関係の改善に伴いビザ取得も容易になっているため、ぜひ中国旅行を計画してみてください。
近年注目の都市——重慶・杭州
重慶(チョンチン)は山肌に張り付く立体都市として小红书で大バズり。モノレールが建物を貫く洪崖洞は圧巻の景観です。杭州(ハンジョウ)は西湖の自然美と龍井茶の産地として人気。「天堂」と古来詠われた景色を実際に体感してみてください。厦門(シアメン)はコロンス島のヨーロッパ風建築と海景色が美しく、台湾文化の影響を受けた独自グルメも楽しめます。
高速鉄道(高铁)で都市間移動を楽しもう
中国の都市間移動には高速鉄道(高铁)が最適です。北京〜上海を約4.5時間で結び、料金も飛行機より安いことが多いです。「携程(Ctrip)」アプリで予約でき、パスポートで乗車できます。複数都市を組み合わせる旅程なら高铁を積極的に活用しましょう。まとめると、中国旅行は行き先の選択肢が豊富なだけに、目的と季節に合わせて最適な都市を組み合わせることが、満足度の高い旅の鍵となります。
旅行前の持ち物チェックリスト
中国旅行の準備として最低限チェックしたいのが:①パスポート(残存有効期間6ヶ月以上)②ビザ(短期ならビザ不要の場合も増加中)③アリペイ設定済みスマートフォン④WeChatインストール⑤百度地图または高德地图の地図アプリ⑥VPNアプリ(中国入国前に設定必須)。これら6点を渡航前に揃えておくだけで、現地でのトラブルを大幅に減らせます。特にキャッシュレス決済の準備は早めに済ませておくことを強くおすすめします。また、中国の電圧は220Vのため、日本の家電を使う場合は変圧器が必要です。コンセント形状はAタイプ・Oタイプが混在していますが、近年の宿泊施設はAタイプ対応が増えています。
旅行保険と健康面の準備
中国旅行では旅行保険への加入を強くおすすめします。医療費が思わぬ高額になるケースがあり、特に大都市の外資系病院(国際部)は日本語スタッフがいる代わりに費用も高くなります。常備薬(胃腸薬・風邪薬・虫刺され薬)は日本から持参すると安心です。中国の水道水は飲料に適さないため、ミネラルウォーターを購入して使いましょう。食事については、四川料理など辛さが強い料理も多いため、辛いものが苦手な方はあらかじめ「不要辣(辛くしないで)」というフレーズを覚えておくと便利です。
中国旅行の計画を立てるポイント
中国旅行を計画する際は、都市間の距離と移動時間を考慮したルート設計が重要です。高速鉄道(高铁)ネットワークが発達しており、北京〜上海は約4時間30分、上海〜成都は約11時間で結ばれています。1週間の旅行であれば2〜3都市を訪問するのが現実的です。また、中国のビザ取得は日本人の場合事前申請が必要なため、渡航の少なくとも2〜3週間前には手続きを開始してください。観光地の事前予約(特に兵馬俑・万里の長城・パンダ基地など)も早めに行うことをおすすめします。