「中国旅行するなら次は成都に行きたい」という声、最近よく聞きます。小红书で「成都旅行攻略」と検索すると数百万件の投稿が出てきて、中国国内での人気の高さが一目で分かります。でも日本語でしっかり書かれた最新の成都旅行情報って、意外と少ない。

ということで今回は、小红书の投稿をサーチしながら、実際に成都を訪れた経験もふまえて「何日あれば成都を満喫できるか」「どこに行くべきか」「何を食べるべきか」をまとめました。

成都ってどんな街?

成都(chéngdū)は四川省の省都で、人口約2100万人の西部最大都市です。北京・上海・広州・深圳とは少し違う、独特のスローライフ文化で知られています。

成都人の気質を表す言葉として「巴适(bāshi)」というものがあります。四川方言で「ちょうど良い、快適、最高」みたいな意味で、成都の人たちは「まあ、巴适じゃないか」という感じで人生を送っています。茶館でお茶を飲みながら麻雀を打って一日過ごすのが普通の週末、という日本人からすると羨ましい価値観の街です。そしてもちろん、パンダ。世界最大のパンダ飼育・繁殖施設「中国大熊猫保護研究センター(熊猫基地)」があるのも成都です。

成都旅行は最低何日?

正直に言うと、3泊4日がミニマムラインです。成都市内だけを回るなら2泊3日でも詰め込めますが、九寨溝や楽山大仏など周辺の観光地まで足を伸ばすなら5泊以上は欲しい。小红书でも「成都几天合适(成都は何日が適切?)」という投稿に「最低3日」「余裕を持って5日」というコメントが並びます。

絶対外せない成都の観光スポット

①熊猫基地(ジャイアントパンダ繁育研究基地)

成都旅行の目玉その1。正式名称は「中国大熊猫保護研究センター」で、100頭以上のパンダが暮らしています。小红书では「熊猫基地攻略」タグで毎日何千もの投稿があり、「午前中早めに行くべき」「8時開園に合わせて行くとパンダが活発」という情報が定説になっています。チケットはWeChat、Trip.com、または公式サイト(cdpanda.com)から事前購入推奨。料金は大人55元(約1100円)。

②宽窄巷子(クァンザイシャンズ)

清代の街並みを再現した観光エリアで、グルメ・土産・カフェが集まる成都観光の定番スポットです。小红书では「宽窄巷子映え写真」が大量に投稿されており、特に朝の時間帯は空いていて撮影向きです。昼以降は観光客でかなり混雑します。ここで食べるべきは担担面(タンタン麺)龙抄手(ワンタンスープ)。成都式の担担面は汁なし or 少量の汁で、花椒(ホアジャオ)の痺れる辛さが特徴です。

③武侯祠と锦里

三国志ファンには聖地です。武侯祠は三国志の英雄・諸葛孔明を祀った廟で、隣接する锦里(ジンリー)は古い商店街を再現したエリア。夜にライトアップされた锦里の雰囲気は、ちょっと別格の美しさがあります。

④太古里(タイクーリー)

成都の中心部にある高級ショッピングエリアで、古い街区を活かした建築が特徴的です。ラグジュアリーブランドからローカルカフェまで揃っており、小红书で「成都咖啡(成都カフェ)」を検索するとここ周辺の店が大量ヒットします。夜の太古里は特に雰囲気が良いです。

成都グルメ:これを食べずに帰れない

  • 火锅(ホーコー):成都式は花椒がたっぷり効いた「麻辣鍋」が基本。辛さに自信がない場合は「鴛鴦鍋(辛い鍋と辛くない鍋が半分ずつ)」を選べます。
  • 夫妻肺片(フーチーフェイピェン):名前に反して肺は入っておらず、牛肉と内臓を薄切りにして花椒・唐辛子のたれで和えた前菜。これが本当にうまい。
  • 钟水饺(ジョンシュイジャオ):甘辛いタレがかかった水餃子。成都の名物ファストフードで、小红书でも「成都必食」として頻繁に登場します。
  • 龙抄手(ワンタン):スープが澄んでいてあっさり。辛いものが続いた後の箸休めに最高です。

成都へのアクセスと移動

日本からは直行便はなく、北京・上海・広州・香港経由が一般的です。所要時間は乗り継ぎ込みで9〜13時間程度。成都には天府国際空港(2021年開港)と旧来の双流国際空港の2つがあるため、到着空港を間違えないよう注意が必要です。市内へは空港鉄道(地下鉄18号線・13号線)で移動できます。

市内の移動は地下鉄が便利で、主要観光スポットはほぼ地下鉄でカバーできます。AlipayかWeChat Payがあれば地下鉄もバスもスムーズに乗れます。

まとめ:成都は「中国旅行2回目以降」に特におすすめ

北京・上海を経験した後に成都に行くと、中国のまた別の顔が見えてきます。ゆったりした時間感覚、花椒の痺れる辛さ、パンダのてのひら感。小红书で「成都 好吃好玩」をのぞくと、地元の人たちがこの街をいかに愛しているかが伝わってきます。旅行計画の参考になれば幸いです。


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