みなさんこんにちは。kentaroです。今年の初めにアメリカ大統領にトランプ氏が就任し、四月の初めから目まぐるしい関税合戦が繰り広げられていました。今の所は関税免除の90日間ということで多少落ち着いていますが今後どうなるか分からない状況です。
今回は日米間でおこなわれた関税に関する交渉について中国側の視点から迫っていきたいと思います。今回もテンセントニュースに掲載されている記事を日本語に訳して解説していきたいと思います。
今回の本記事はこちらです。
日本とアメリカの関税交渉
今回の記事は全体的に日本の外交の姿勢に対して否定的な文章が多く散見されたのでそこだけはご了承ください。
ここから日本語に訳した部分の一部抜粋を記します。
ここ数日で、日米間では5回目となる関税交渉が行われ、日本の経済再生担当大臣である 赤澤亮正氏が、米国に向かう飛行機に乗り込み、新たな協力案を提出する準備をしている。
しかし、日系メディアが伝えた内部関係者の話によれば、この「協力案」とされるものは、実際にはトランプに捧げる「反中の贈り物セット」であり、中国を標的とした一連の措置が含まれているという。日本側は、これをアメリカからの関税免除と引き換えにしようとしている。
正直言って、日本はあれこれ考えた末、結局はこの手段を選んだわけだが、まったく新鮮味がない。石破茂内閣はひたすらトランプの歓心を買おうとしているが、その行為が中国からの強烈な反発を招く可能性には無頓着のようだ。
解説
今回の文章では全体的に日本を批判する部分が多くあります。理由としては日本のアメリカに対する譲歩が「制华大礼包」(反中的な政策である)として考えられたためです。
また、当然ながらこういった中国をないがしろにするような政策の決定は中国の反発を招くであろうと記されています。
また、その後の文章に中国商務部(日本で言う経済産業省)は「坚决反对任何国家以牺牲中国利益为代价」(中国の利益を損ねる行為は許さない)と発言をしています。
こうした日本の外交姿勢を「献媚」(媚びを売るかのような外交)と表現しています。