みなさんこんにちは。kentaroです。今日、日中韓の外相が東京に集まり会談を行っているということらしいです。今回は中国側のニュースを日本語に翻訳してみなさんにお伝えしていきたいと思います。これによって双方の国側で報道されている記事の内容の違いなどに気づくことができるのではないでしょうか。

それではやっていきましょう。

ちなみに私は中国側のニュースは腾讯新闻というテンセント社が提供しているニュースサイトを利用して中国語の記事を読んでいます。

中国のメディアは会談の内容をどう報じた?

今回は环球网というメディアの記事を一部抜粋して日本語に訳してみます。

なお、元記事はこれです。

https://news.qq.com/rain/a/20250322A01L0B00

  • 翻訳文

王毅 (外務省ウェブサイト)

中国外交部(外務省)によると、王毅氏は21日、東京で開かれた日中韓外相会談に出席した際、「中日韓(CJSK)協力は早くから始まり、多くの成果を上げ、大きな潜在力を持っている。 中国は中日韓協力を非常に重視しており、その将来性に自信を持っている。 王毅は、「日中韓には『遠くの親戚は近くの隣人に勝る』ということわざがある。 不安定さと不確実性が明らかに増加している世界を前にして、東洋の知恵に満ちたこの格言は、日中韓協力の重要な関連性を一層浮き彫りにしている。 日中韓の関係が改善されれば、地域の平和と安定は保証される。 中国、日本、韓国が協力を深化させれば、地域諸国は様々な対外的な試練によりよく対処できるようになる」。

王毅氏は、今年は中国人民抗日戦争と世界反ファシズム戦争勝利の80周年に当たると強調した。 歴史を正しく扱ってこそ、未来をよりよく切り開くことができる。 日本と韓国が中国とともに、第二次世界大戦の正しい歴史観を確立し、多国間主義の理念を堅持し、国際連合の中核的地位を守り、日中韓協力の持続的発展を促進し、地域と世界の平和と繁栄にそれぞれ貢献することが望まれる。

日中韓外相会談について、日韓のメディアはドナルド・トランプ米大統領の再政権化で不透明感が増した背景に言及している。 日本経済新聞によると、米国のトランプ政権の外交・経済政策をめぐる不透明感から、日本、中国、韓国が再び接近することになったという。 日中韓の外相は、相互投資の拡大やビジネスパーソンの交流強化策について話し合うと見られている。また、4月に米政権が課す予定の相互関税を踏まえ、自由貿易の重要性を改めて強調することも予想されている。 韓国の『アジア・デイリー』紙は、今回の会談では伝統的な問題だけでなく、国際政治情勢、特にトランプ大統領の政権復帰に伴う3カ国それぞれの対米外交戦略の調整も取り上げられると予想している。

  • 解説

この記事のサブタイトルが「远亲不如近邻」となっていてこれは『遠くの親戚は近くの隣人に勝る』という意味です。日本には遠くの親戚より近くの他人という諺があり、それを指した言葉だと考えられます。また、このような東アジアの国々に共通して存在する成語を使用して発言をしていることから王毅外相の東アジア友好というメッセージを感じることができます。

また、「中国人民抗日戦争と世界反ファシズム戦争勝利80周年」という発言もしています。これは原文では「中国人民抗日战争和世界反法西斯战争胜利80周年」となっており、「中国人民抗日战争」の部分は日中戦争のことです。

その後すぐに「正确对待历史,才能更好开辟未来。」「歴史を正しく受け止めることで、より良い未来を切り開くことができる。」と来ています。

三カ国の歴史認識の違いについては度々議論になることがありますが、今回のこの発言の意図はおそらく日中友好の実現という目標だと考えています。

なぜなら現在中国は国内経済が停滞しており、アメリカではトランプ新大統領が誕生し早速関税戦争が展開されようとしています。このような状況で国民感情が影響して国同士の友好、ひいては貿易が停滞することは中国は絶対に避けたいはずです。

実際に記事の後のほうには「日中貿易関係の安定的な発展を促進する」といった趣旨の文章が書いてあることからも中国の自由貿易に対して積極的な姿勢が見て取れます。

まとめ

日中双方の記事を読んだ私なりの会議のまとめは以下の通りです。

  • 中国としては東アジア全体での友好促進、経済活動の活発化を望んでいる。
  • 日本としても中国との対立は望むものではない。
  • いずれの国も分断指向ではなく東アジア地域の平和と安全のために手を取り合うべきと認識した。
  • 四月以降日中首脳会談(サミット)が行われる可能について示唆された。

日本の記事としてはこちらのモノを参考とさせていただきました。

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA21AYX0R20C25A3000000

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20250322/k10014757191000.html